Kemi (ケミ)

ラップランド第二の都市ケミは北緯65度49分、ボスニア湾岸に位置しています。フィンランド最長のケミ川が流れ、豊富な水と森を生かしたパルプ産業が主産業です。ケミからはスウェーデンとの国境もすぐで、トルニオから簡単に国境を越えることができます。

冬のケミは、凍ったボスニア湾を航行する｢砕氷船サンポ号｣と雪の城「ルミリンナ」とケミならではのアトラクションが人気です。オーロラ帯に属しているので、オーロラ観測も可能です。

■アクセス

飛行機：ヘルシンキ～ケミ　約1時間15分

　　（ケミ空港から市内まで約6km/15分。エアポート・タクシーが飛行機の発着に

　　　あわせて運行、要予約。8,40ユーロ。通常のタクシーは約10ユーロ。）

電車：ヘルシンキから 786km/約7時間30分

　　　オウルから 106km/約1時間10分

　　　ロヴァニエミから 114km/約１時間30分

バス：ロヴァニエミから 115km/約１時間30分

　　　オウルから　109km/約1時間30分

■観光情報

ケミのホテル情報

クムルス・ケミ　Cumulus Kemi

ケミ駅から800ｍ。アメリカン・スタイルの大型ホテル。室内は落ち着いた色調で清潔感にあふれ、心地よく滞在できる。

ホテル・メリホヴィ　Hotel Merihovi

アットホームな雰囲気のホテル。

砕氷船サンポ号は、1987年までボスニア湾で冬季の船の水路を確保するために1987年まで運行されたあと、1988年からは観光砕氷船として観光客の人気アトラクションとなっている。夏季は港に停泊し、サマーレストランとして利用されている。

極寒の悪条件の中でも操業できるように設計されたサンポ号は、機能を優先し外形は見栄えのしない無骨な姿をしている。砕氷船は、氷の上に乗りその重量で氷を砕いて進むために、船首から船尾まで丸く造られ、同規模の船の3倍もの重量で造られている。

砕氷船サンポ号4時間のツアーでのメイン・イベントは特殊スーツを着ての水中遊泳。そのほか、エンジン質の見学や暖かいスープのランチも。見渡す限り厚い氷で覆われた海の上を進むサンポ号での航海は、忘れられない思い出になるはず！

ボスニア湾に位置するケミ市では、冬の間だけ雪の城「ルミリンナ」が作られる。毎年デザイン、コンセプトが違うので何度行っても楽しめる。レストラン、チャペル、ホテルなど全てが雪と氷で作られ、もちろん雪のホテルでは宿泊も可能。チャペルでは結婚式などのイベントにも利用可能。

開催時期:2013年1月27日～4月7日