Ylläs (ユッラス) / Äkäslompolo(アカスロンポロ)
標高718mのユッラス山を挟んでアカスロンポロ(Äkäslompolo)とユッラスヤルヴィ(Ylläsjärvi)の二つのリゾート地があります。山や川に囲まれた大自然の中で、四季折々のアクティビティが楽しめます。小さな村なので、人工の明かりも少なくオーロラがみえやすい場所がたくさんあります。
ダウンヒル・スキーだけでなく、クロスカントリー・スキーのコースも充実しています。夏や秋はハイキングも。湖や山の美しい景色もラップランドならでは。
■アクセス
<アカスロンポロ>
飛行機: ヘルシンキ~キッティラ1時間30分 (キッティラ空港から55km/45分。シーズン中は飛行機の発着にあわせてエアポート・バスが運行。)
電車:ヘルシンキからコラリ 約12時間(コラリ駅からさらに約41キロ/約40分。列車の発着にあわせてバスが運行)
バス:キッティラ(レヴィ)から / 約1時間
<ユッラスヤルヴィ>
飛行機:ヘルシンキ~キッティラ 1時間30分 キッティラ空港からは約40分。シーズン中は飛行機の発着にあわせてエアポート・バスが運行。
電車:ヘルシンキ~コラリ 約12時間(コラリ駅からさらに約33キロ/約30分。列車の発着にあわせてバスが運行。)
■観光情報
月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
積雪(cm) |
19 |
41 |
61 |
81 |
91 |
91 |
平均最高気温 |
-6.5 |
-11 |
-12.3 |
-9.5 |
-4 |
1.3 |
平均最低気温 |
-12.2 |
-18 |
-19.6 |
-17.1 |
-12 |
-4.2 |
スノウ・ヴィレッジ Snow Village
ユッラスの森に冬だけできるスノー・ビレッジはラップランドならではの施設。通年ある施設は大きなログ・コテージのレストランのみ。気温が下がったころ(通常は12月)に氷のホテル、レストラン、バー、ギャラリーなどが作られる。氷の彫像や壁面の彫刻など内装全般は、ラップランド大学の学生が担当.
毎年コンセプトの違うユニークな作品が出来上がる。規模も年々バージョンアップ。建物自体は専門家が作っているので安全。アクティビティ・カンパニーも敷地内にあるので、スノーモービルやハスキー・サファリなどの予約も可能。
キッティラ空港とユッラスヤルヴィの中間にあり、キッティラ空港からは約20分、ユッラスヤルヴィからは約15分。
ユッラスの各村(アカスロンポロ、ユッラスヤルヴィ)のアクティビティ・カンパニーでもスノー・ビレッジのオプショナル・ツアーが催行される。
*公共交通機関は無いが、空港からの送迎の手配は可能
タウン情報
マイラン・プティーッキ Mailan Putiikki
手工芸品、ニット製品などを扱う、アカスロンポロ村で一番古いギフトショップ。
ルスカ・ピルッティ Ruskapirtti
ラップランド産の小物を多く扱っている。入口のトナカイが目印。
ルミペルホネン Lumiperhonen
ラップランドのアーティストの作品や手工芸品を集めたお店。オリジナル・ギフトのみを扱っているのでちょっとしたギャラリーになっている。店の名前は「雪の蝶」の意味。
アルクティック・サファリ Arctic Safaris
スキーをはじめ、犬ぞり、スノーモービルなどのスノーアクティビティのアレンジや装備のレンタルなどを取り扱っている。
ヨウニン・カウッパ Jounin Kauppa
村にある唯一のスーパーマーケット。食品、雑貨等生活用品からユニークなお土産まで揃っている。マーケットの屋根の上にある電光掲示板の温度計が目印。
スポーツショップ Äkäslompolo Sport Shop
スキーレンタルの他に、ウエアやセーターなどを販売している。
ユッリ・バー&レストラン Julli's Bar & Restaurant
ラップランドの素材を使った、ユニークなネーミングのメニューがおもしろい。パスタ,ハンバーガーなどの軽食からアラカルトメニューまで。
レストラン・カイボフオネ Kaivohuone
店の名前を直訳すると「井戸端」。こじんまりとした暖かい雰囲気のラップランド料理店で地元の人もあすすめの店。お酒を飲みながらオーロラをここで待つのも一案。電車の信号が目印で、緑のランプがついている時は何時でもオープン。
エヴァスコリ Evaskori
ピッツェリア・エヴァスコリは、「弁当箱」という意味のピザ・レストラン。直径30cmもある自慢のピザが、10ユーロ前後とお手頃価格なのも嬉しい。ラップランドならではのトナカイ肉のピザもある。おすすめはスモークサーモンのピザ。日本語のメニューもあるので安心。
ホテル情報
ユッラス・サーガ Ylläs Saaga
ユッラス山の西側、ユッラスヤルヴィにできた新しいスパ・ホテル。スキー場のふもとにあるので、すぐにでもウィンター・アクティビティーに出かけられる上に、ホテルの敷地内からオーロラも見られる絶好の場所。アクティビティーの後に、サウナなどのスパ施設で体を休められるのがうれしい。他のユッラスのホテルとは村が違うので注意。
アクセス:コラリ駅から約40キロ。バスが列車と接続している。「Yllasjarvi(ユッラスヤルヴィ)」行きのバスに乗る。キッティラ空港から約40キロ。エアポート・バスなどは出ていないので、エアポート・タクシーを予約する必要がある。到着の1日前に予約が必要。ホテル予約時にタクシーの予約を頼むのがよい。
アカス・ホテル Äkäs Hotelli
ホテルタイプとログ・コテージの2つのタイプの部屋からなる。ログ・コテージは、フィンランドで最も高価な「ケロ」と呼ばれる数百年の天寿を全うして、立ち枯れた松を使って作られている。
ラップランドならではの休日が楽しめるよう設計されていて、室内にはサウナ、キッチン、暖炉などの設備が整っているので、少し長く滞在し、木の暖かみを満喫したい。
ホテル・ユッラスカルティオ Hotelli Ylläskaltio
「湧き水の出る場所」の意味をもつホテル・カルティオは、各部屋にプライベートサウナが付いている広々とした部屋が自慢のホテル。敷地内にあるラップランド式テントをレストランにした「コタ・レストラン」では、グループのリクエストに応じてアウトドア・メニューをアレンジすることも可能。
セイタ・ホテル Seita Hotel
オーナー、コックをはじめ、ほとんどが女性従業員で「おふくろの味」が自慢のホテル。部屋は赤を基調とした北欧デザインで全室ロフト付き。「かわいい」部屋が人気。ゆったりとした心地よい滞在が楽しめる。ログ・コテージにはキッチン、暖炉、サウナなどが完備され長期滞在も可能。本館は2-4月のみの営業。コテージは通年で予約可。
ユッラス・フミナ Ylläs Humina
メイン・ビルディング内のレストラン、ログ・コテージとも内装はスイス人デザイナーによるもの。全室ロフト付きで添乗が高く、広々とした造り。レストランではライチョウやトナカイなどラップランドらしいメニューと雰囲気が味わえる。
オーロラレストラン・ポロ Aurora Restaurant Poro
オーロラとトナカイをモチーフにデコレーションされたレストラン。店内は、トナカイの角や毛皮、オーロラの写真でいっぱい。メニューはラップランド料理が中心。
サンタのギフトショップ The Santa's Gift Shop
手工芸を中心に様々なグッズが豊富なギフトショップ。サンタの部屋が2階にあり、クリスマスシーズンになるとサンタクロースがやってくる。
Smoke Sauna スモーク・サウナ
敷地内にあるスモーク・サウナはフィンランド人でも最近はなかなか体験できない昔ながらのサウナ。※事前予約が必要
Holiday Apartment ホリディ・アパートメント
4人用のログキャビンが4棟。キッチン、サウナ、暖炉など設備も整っている。家族やグループでコテージライフを楽しんでみては。ログキャビンには最大で6人が利用できる。グループで1週間かりるとかなりお得。