タンペレには、ムーミンの原画を集めたムーミン谷博物館を始めとしたユニークな博物館も見ところです。森と湖を体感できるクルーズ船シルバーラインは、タンペレからハメーンリンナへ続いています。イッタラのガラス･センター、ハメーンリンナのハメ城やシベリウスの生家、アウランコ自然公園、など文化も自然も思いっきり楽しめる地域です。ヘルシンキからは列車もバスも頻繁に出ているので、忙しい人には日帰りも可能です。

 

■アクセス
飛行機：ヘルシンキ～タンペレ 35分（タンペレ空港から市内まで 18km)
電車：ヘルシンキから 187km/2時間　ハメーンリンナから 79km/50分
　　　トゥルクから 171km/　約1時間45分
バス：ヘルシンキから 181km/　約２時間30分　トゥルクから 165km/約2時間30分
　　　ハメーンリンナから 77km/　約45分

■観光情報
Tampere City Tourist Office　www.tampere.fi/tourism

 

■タンペレ大聖堂 Tampere Cathedral

20世紀始めに建築されたフィンランド・アール・ヌーヴォー様式の代表作品。教会内のヒューゴ・シンベリがデザインしたステンドグラスと天井のフレスコ画、マグヌス・エンケルによる聖歌隊席のステンドグラスと祭壇のフレスコ画が見所。

 

 

■博物館センター・ヴァプリーッキ　Museum Centre Vapuriikki

靴やアイスホッケーなど複数の博物館施設のある川沿いの工場地跡。ショップなども充実している。

http://www.tampere.fi/vapriikki/

 

 

■フィンレイソン・コットンミル・エリア　Finlayson Tallipiha

綿の生地「フィンレイソン」の工場跡地。アトリエやカフェなどがある。

http://www.tampere.fi/tallipiha/index.htm

 

 

■アムリ労働者住宅博物館 Amuri Museum of Workers' Housing

タンペレ市アムリ地区に暮らしてきた1882年～1939年までの人々の集合住宅を保存した野外博物館。博物館は夏の間のみオープン。併設するカフェ・レストラン「アムリ」とブリキの玩具などレトロな土産物が揃うショップは冬季もオープンしている。

http://www.tampere.fi/amuri/

 

 

■タンペレ美術館 Tampere Art Museum

タンペレ美術館元々は政府の穀物貯蔵用倉庫だった建物を利用している。19世紀から今日に至るフィンランド美術を主に展示。事前予約でガイドあり。

 

 

■レーニン博物館 Lenin Museum

世界で唯一のレーニンの生涯やロシア革命に関する博物館。レーニンがロシアからの追放の時期、フィンランドに住んでいたこともある。当時レーニンが住んでいた部屋の再現や写真を展示している。

http://www.lenin.fi

 

 

■スパイ博物館 Spy Museum

過去から現在のスパイ（諜報活動）に関する品々が展示されている変り種の博物館。暗号文、嘘発見器、スパイ用カメラ、武器をはじめ世界中からスパイとスパイにまつわる話が集まっている。

http://www.vakoilumuseo.fi/

 

  

■ギリシア正教会 Greek-Orthodox Church

北欧で唯一ネオ・ビザンチン様式の教会。

 

 

■カレヴァ教会 Kalevala Church

ライリ＆レイマ・ピエティラ設計による非常にモダンなデザインの教会。天井は魚の形をしており、祭壇には｢傷ついた葦｣と呼ばれる木の彫刻が聳え立っている。

 

 

■タンペレ・マーケット・ホール Tampere Market Hall

100年以上の歴史ある室内マーケットホール。タンペレ名物黒いソーセージ（ムスタマッカラ）をぜひ試してみたい。

http://www.tampereenkauppahalli.fi/

 

 

■プーニッキ展望タワー Pyynikki Observation Tower ＆ Cafe

「フィンランドで一番美味しい」と言う噂のドーナツはプーニッキ展望タワー（Pyynikki Observation Tower）の中にあるカフェで売られている。

 

 

■サルカンニエミ・ツーリスト・センター Särkänniemi Tourist Centre

ナシ湖に突き出た半島に位置するアミューズメントパーク。ナシンネウラ展望台からはタンペレ市を一望でき、展望レストランも併設している。遊園地は夏季のみのオープン。

http://www.sarkanniemi.fi/